客観的な調査と他社に負けないレポーティング

私達はレポーティングに力を入れています。 M&Aのレポーティングには以下の意味合いがあります。 1.要望をしっかりと伝える 2.情報を客観的かつ簡潔にまとめることで買い手に迅速な意思決定を促す 3.セールスポイントの価値をアピールする、または、ネガティブポイントの解決案を提示する

1.要望をしっかりと伝える

売り主様の優先順位、要望をしっかりと把握し買手に伝えます。 事業を売却するのなら高い金額で売却したいと願うのは経営者の共通の願いだと思います。 希望される価格面はもちろんとして、例えば従業員の雇用の継続、経営哲学や経営理念に沿った運営の継続など、価格面以外に対してもしっかりと把握しレポートにまとめ買手に伝えています。

2.情報を客観的かつ簡潔にまとめることで買い手に迅速な意思決定を促す

買手が欲しい情報をしっかりと集めて提供することはM&Aの円滑化に繋がります。 やはり買手との交渉が始まりますと体力を消耗させます。M&Aのことに頭を取られてしまうのは日々の経営にとってよろしくはありません。何度も何度も資料の提供を求められることは想像以上に売主様の心労となります。 また、M&Aに時間が掛かれば掛かるほど情報が漏えいし従業員に無用な混乱を喚起させ、どうせ経営者が変わるならと人材の流出を招くリスクを高めてしまいます。 すべての買手が同じ情報を欲しいわけではありません。買手によって重要視しているポイントが異なります。買手のニーズにしっかりと訴えかけるレポーティングはM&Aの意思決定の迅速化において非常に重要です。

3.セールスポイントの価値をアピールする、または、ネガティブポイントの解決案を提示する

セールスポイントの価値をアピールする事とネガティブポイントの解決案を提示する事の意味するところは同じです。 どちらも「一番高い価格での売却」に繋げるということが目的です。 単に事業のみを調査するわけではなく、周辺環境についてもしっかりと調べ、適正にレポートにまとめることによって買手に安心して頂き高い価格を引き出す流れをつくります。

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